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インプラントがしみるのはなぜ?知覚過敏との違いや原因・対処法を解説

 

インプラント治療後に「冷たいものがしみる」「痛みを感じる」といった症状があると、「インプラントが知覚過敏になったのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
この記事では、累計10,000本以上のインプラント治療実績を持つ「さとうデンタルクリニック」の知見をもとに、インプラント治療後にしみる・痛む原因や対処法、症状を予防するポイントについて詳しく解説します。

 

 

インプラント自体は知覚過敏にならない|まず知っておきたい前提

インプラント治療後に「冷たいものがしみる」「痛みを感じる」といった症状があると、「インプラントが知覚過敏になったのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、インプラント自体が知覚過敏になることはありません。
インプラントには天然歯のような神経がないため、冷たいものや熱いものの刺激でしみることはないためです。

 

また、インプラントの素材が原因でしみることもありません。
しみる症状の原因はインプラントそのものではなく、周囲の天然歯や歯ぐき、顎の骨にあることがほとんどです。
まずは原因を正しく見極めることが大切です。

 

 

インプラント治療後にしみる・痛む原因

インプラント自体が知覚過敏になることはありませんが、治療後に「しみる」「痛む」と感じることがあります。
その原因は、手術後の一時的な反応である場合もあれば、インプラント周囲の組織や隣接する天然歯に問題が生じている場合もあるのです。

 

①外科手術に伴う一時的な炎症・過敏反応

インプラント手術の後は、歯ぐきや顎の骨が回復する過程で一時的に刺激に敏感になることがあります。
また、手術による炎症が残っている間は、冷たい飲み物や食べ物などの刺激に反応しやすくなり、しみるような違和感を覚える場合もあるでしょう。

 

こうした症状は術後の自然な反応であることが多く、一般的には時間の経過とともに落ち着いていきます。
ただし、症状が長引く場合や強くなる場合は、歯科医院へ相談しましょう。

 

②隣接する天然歯の知覚過敏や痛み

インプラント治療後にしみる症状がある場合、実際にはインプラントではなく隣の天然歯が原因になっているケースが一番多いです。
天然歯には神経があるため、知覚過敏や虫歯があると冷たいものや甘いものがしみることがあります。
しかし、口の中では痛みの場所を正確に判断しにくく、「インプラントがしみている」と感じてしまうことがあるのです。

 

 

インプラント治療後に隣接歯がしみる・痛む理由

インプラント治療後にしみる症状がある場合、原因はインプラントそのものではなく、隣接する天然歯にあることが少なくありません。
ここでは、隣接歯がしみたり痛んだりする主な原因について解説します。

 

③歯肉退縮による隣の歯の歯根の露出

インプラント治療後に歯ぐきが下がる「歯肉退縮」が起こると、隣接する天然歯の歯根が露出し、知覚過敏の症状が現れることがあります。

 

歯の根の表面はエナメル質に覆われていないため、刺激に対して敏感です。
そのため、歯根が露出すると冷たい飲み物や食べ物、歯ブラシの刺激などでしみるように感じることがあります。

 

④隣の歯の歯周病の進行

隣接する天然歯の歯周病や、インプラント周囲炎が進行している場合もしみる症状が現れることがあります。
炎症によって歯ぐきが腫れたり下がったりすると、歯根が露出しやすくなり、外部からの刺激が伝わりやすくなるためです。
また、炎症が進行すると歯ぐきが敏感になり、冷たい飲食物がしみるように感じることもあります。

 

インプラント周囲炎について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
▶インプラントで歯周病は起こる?周囲炎の症状と原因・正しい対策を解説

 

⑤噛み合わせの変化による負担

インプラント治療後に噛み合わせのバランスが変化すると、隣接する天然歯に負担がかかり、しみる症状や痛みにつながることがあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、症例経験が豊富で技術力のある歯科医師・クリニックを選ぶことが大切です。

 

 

隣接歯がしみる症状が出たときの対処法

インプラント治療後に隣接歯がしみる場合は、原因に応じた適切な対処が必要です。
症状が軽い場合でも自己判断で放置せず、早めに歯科医院へ相談しましょう。

 

①歯科医院でレーザー治療や薬を塗る

知覚過敏によるしみる症状には、歯科医院でのレーザー治療や薬剤の塗布が基本的な治療法です。

 

レーザー治療は神経への刺激を抑える効果が期待でき、短期間で症状が改善することがあります。
また、薬剤を塗布することで歯の表面を強化し、刺激が神経に伝わりにくくなります。

 

②刺激を避ける

症状がある間は、歯に刺激を与える飲食物をできるだけ控えましょう。
特に冷たい飲み物やアイスクリーム、柑橘類など酸味の強い食品は、しみる症状を強く感じやすくなります。
症状が落ち着くまでは刺激の少ない飲食物を選ぶことがおすすめです。

 

③知覚過敏用の歯磨き粉・セルフケアの見直し

知覚過敏用の歯磨き粉を使うことで、しみる症状の軽減が期待できます。
また、硬い歯ブラシや強い力でのブラッシングは歯ぐきを傷つけ、症状を悪化させる原因になります。
インプラント周囲は特にデリケートなため、やわらかめの歯ブラシを使用し、歯ぐきをやさしくなぞるように磨くことが大切です。

 

④噛み合わせの確認・調整

噛み合わせの不具合が原因で歯に負担がかかっている場合は、噛み合わせの調整が必要になることがあります。
適切に調整することで、知覚過敏の症状だけでなく、インプラント周囲の違和感や不快感の改善につながる場合があります。

 

⑤虫歯や周囲炎の治療

虫歯や歯周病、インプラント周囲炎が原因でしみたり痛みを感じたりしている場合は、その原因に対する治療が必要です。
原因を放置すると症状が悪化する可能性があるため、しみる症状が続く場合は早めに歯科医院で診察を受けましょう。

 

 

しみる症状を防ぐためのポイント

インプラント治療後のしみる症状は、日頃のケアや定期的なメンテナンスによって予防できる場合があります。
インプラントだけでなく周囲の天然歯や歯ぐきの健康を守るためにも、次のポイントを意識しましょう。

 

丁寧なセルフケアで周囲炎・歯肉退縮を予防する

インプラント周囲炎や歯肉退縮は、しみる症状の原因になることがあります。
そのため、毎日のセルフケアでお口の中を清潔に保つことが重要です。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しながら、インプラント周囲や隣接歯の汚れをしっかり除去しましょう。

 

強いブラッシング圧に注意する

力を入れすぎた歯磨きは、歯ぐきを傷つけたり歯肉退縮を招いたりする原因になります。
特に歯の根元が露出すると知覚過敏が起こりやすくなるため、やわらかめの歯ブラシを使用し、やさしい力で磨くことを心がけましょう。

 

定期的なメンテナンスで早期発見する

しみる症状の予防には、定期的なメンテナンスも欠かせません。
歯科医院で定期的に検診を受けることで、インプラント周囲炎や歯肉退縮、噛み合わせの異常などを早期に発見できます。
また、ご自身では気づきにくい虫歯や知覚過敏の兆候を確認できることもメリットです。

 

メンテナンスについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
▶インプラントのメンテナンス内容を徹底解説!自宅でできるセルフケア方法も紹介

 

信頼できるクリニック・医師を選ぶ

インプラント治療後のしみる症状を防ぐためには、治療を受けるクリニック選びも重要です。
インプラント治療の経験が豊富で、術前診断から治療後のメンテナンスまで一貫して対応できるクリニックを選ぶことが大切です。
また、定期的に噛み合わせを確認し、必要に応じて調整できる体制が整っているかも確認しておきましょう。

 

さとうデンタルクリニックでは、精密な診断と治療計画に基づいたインプラント治療はもちろん、治療後のメンテナンスや噛み合わせ管理にも力を入れています。
インプラントを長く快適に使用するためのサポート体制を整えていますので、安心してご相談ください。

 

 

インプラントのしみる症状に関するよくある質問

インプラント治療後にしみる症状があると、「このまま様子を見ても大丈夫?」「インプラントに問題があるのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
ここでは、しみる症状に関するよくある質問にお答えします。

 

Q1. インプラントそのものが知覚過敏になることはありますか?

インプラント自体が知覚過敏になることはありません。
インプラントには天然歯のような神経がなく、冷たいものや熱いものの刺激によってしみることはないためです。
そのため、しみる症状がある場合は、隣接する天然歯や歯ぐき、顎の骨など、インプラント周囲の組織に原因がある可能性が高いと考えられます。

 

Q2. 治療直後のしみる症状はいつまで続きますか?

手術による一時的な炎症や過敏反応が原因であれば、一般的には1週間〜1か月程度で落ち着くことがほとんどです。
ただし、2か月以上症状が続く場合や、時間の経過とともにしみる症状が強くなっている場合は注意が必要です。
知覚過敏だけでなく、噛み合わせの問題や周囲炎などが関係している可能性もあるため、早めに歯科医院へ相談しましょう。

 

 

まとめ|インプラント後のしみる症状は原因を特定して早めに対処を

インプラント自体が知覚過敏になることはありません。
しかし、治療後にしみる症状が現れた場合は、隣接する天然歯の知覚過敏や歯肉退縮、インプラント周囲炎、噛み合わせの問題などが関係している可能性があります。
一時的な症状で自然に改善することもありますが、原因によっては治療が必要になるケースもあるため、症状が続く場合は早めに歯科医院へ相談することが大切です。

 

さとうデンタルクリニックでは、インプラント治療後の違和感やしみる症状についても丁寧に診査・診断を行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

監修者情報

2013年恵比寿本院を開業。2021年に池袋・西新橋、2025年4月に横浜駅前院を開設し、現在計4院を運営。2019年にはハーバード大学にてインプラント症例発表を行い表彰される。エキテン口コミランキング11年連続1位、楽天リサーチ満足度1位など外部評価も多数。

【受賞・選出実績】

  • 週刊現代「名医たちが薦めるインプラント歯科医院100」(2024年)
  • 医療新聞社「日本の歯科5選の名医」選出(2023年・2018年)
  • 楽天リサーチ:都内インプラント・審美治療満足度 第1位(2017年)
  • エキテン:口コミランキング 11年連続1位(2013-2024年)

【所属・資格】国際口腔インプラント学会ISOI・DGZI、日本先進医療医師会、日本歯科審美学会、POIC研究会、インビザライン認定医

 

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