高齢者でもインプラントはできる?治療の条件・注意点・安全性を解説

 

インプラント治療は、天然歯に近い機能性と、自然な見た目が実現できることから、高齢でも治療を受けられるのか気になる方も多いでしょう。

 

本記事では、インプラント治療実績を累計10,000件以上持つ「さとうデンタルクリニック」の知見をもとに、高齢者がインプラント治療を受けるために必要な条件やメリット、注意点について解説します。

 

 

高齢者でもインプラント治療はできる?

インプラント治療ができるかどうかは、単純な「年齢」だけで決まるわけではありません。
重要なのは、手術に耐えられる身体の状態であるかどうかです。

 

年齢そのものは大きな問題ではない

インプラント治療に年齢の上限はありません。
顎の骨の成長が終わる18歳程度からであれば、治療を受けることが可能です。
高齢であっても、健康状態や顎の骨の状態がよければ、治療を受けられる場合があります。

 

実際に、70代や80代でも多くの方がインプラント治療を選択し、快適な生活を楽しんでいます。

さとうデンタルクリニックでは、90代でインプラントをした方も多数います。

 

ただし、高齢の方は体力や免疫力が低下している、持病がある、薬を服用しているといったケースが少なくありません。

これらは、インプラント治療に影響を及ぼす可能性があるため、治療の可否は歯科医師と相談して総合的に判断することが重要です。

 

 

高齢者がインプラントを受けるための主な条件

ここでは、高齢の方がインプラント治療を受けるために必要とされる、主な3つの条件について解説します。

 

①重度の疾患がないこと

インプラント治療を受けるためには、重度の疾患がないことが重要です。
とくに、高血圧や糖尿病、骨粗しょう症などの生活習慣病がある場合は注意が必要です。
これらの疾患があると、局所麻酔で使用する薬剤に制限が生じたり、手術時の出血リスクが高まったりする可能性があります。

 

また、術後に骨とインプラントがうまく結合しないなど、治療に影響を及ぼす場合もあります。
持病がある方や健康状態に不安がある方は、事前に歯科医師と十分に相談し、インプラント治療が可能かどうかを確認することが大切です。

 

②顎の骨の状態が十分であること

インプラント治療には、十分な骨量と骨密度が求められます。
加齢や骨粗しょう症などの原因によって、骨量や骨密度が不足していると、インプラントをしっかりと固定して安定させられません。

 

ただし、骨量が不足している場合にも、骨造成によってインプラント治療ができるようになるケースがあります。

 

「さとうデンタルクリニック」は、豊富な症例数と高い技術力を有しているため、ほかの歯科医院で「インプラント治療を受けられない」と診断された方でも、セカンドオピニオンによって95%の方が、治療可能と判断されています。

 

③術後のセルフケアが可能であること

インプラントを長期間使用するためには、自分の歯と同様に日頃のセルフケアや、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。
プラークが蓄積すると、インプラント周囲炎のようなトラブルが生じる場合があります。

 

口腔内や全身の状態に合わせてケア用品を選び、適切に使用することが大切です。
また、洗面所の環境を整えたり、必要に応じて家族の協力を得たりしながら、自分の歯と同じように、毎日丁寧にケアを続けましょう。

 

インプラントのメンテナンス内容を詳しく知りたい方向けに、こちらの記事で解説しています。
▶インプラントのメンテナンス内容を徹底解説!自宅でできるセルフケア方法も紹介

 

 

高齢者にとってのインプラントのメリット

ここでは、高齢の方がインプラント治療を受ける主なメリットを3つ紹介します。

 

しっかり噛めることで全身の健康維持につながる

インプラントは、入れ歯やブリッジと比べて、天然歯に近い力でしっかりと咀嚼することが可能です。
しっかりと咀嚼できることで、唾液の分泌を促したり、嚥下機能を維持したりできるため、誤嚥による肺炎のリスクを軽減する効果が期待されています。

 

また、十分に咀嚼できると栄養の吸収効率が高まり、健康維持につながります。
さらに、咀嚼によって脳が刺激され血流がよくなるため、認知機能の維持に寄与するといわれているのです。
また、咀しゃくによって骨密度の増加にもつながります。

 

このように、インプラントを使用してしっかりと咀嚼することは、全身の健康維持に役立つとされています。

 

入れ歯やブリッジよりも違和感が少ない

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込む治療法のため、自然な見た目に仕上がります。
とくに、人工歯の素材にジルコニアセラミックのような審美性に優れたものを選ぶと、より一層美しく自然な見た目を実現できます。

 

また、入れ歯のように金属製のバネや、歯茎に接触する土台部分がないため、違和感が少なく快適に使用できる点もメリットです。

 

会話や食事の質が向上する

インプラントは、入れ歯と比べて、ずれたり外れたりしにくいため、話しにくさや、発音の違和感が少ない治療法です。
また、入れ歯やブリッジと比べて硬い食べ物を咀嚼しやすくなります。

 

さらに、入れ歯のように歯茎に接触する土台部分がないため、食べ物の温度や風味を感じやすいのも特徴です。
このように、会話を楽しめることに加え、硬い肉や野菜も食べやすくなり食事の幅が広がるほか、温度や繊細な味を感じやすくなるといった変化が期待でき、生活の質(QOL)が向上します。
残りの人生が入れ歯の方よりも、楽しく豊かなものになります。

 

 

高齢者がインプラントを受ける際の注意点

高齢でインプラント治療を受ける際には、身体的負担や服用中の薬、持病の状態を踏まえ、歯科医師と相談のうえ慎重に判断することが非常に重要です。

 

手術の身体的負担を考慮する

インプラント治療は、歯茎を切開して顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を伴うため、身体に一定の負担がかかります。
高齢である場合、体力・免疫力低下や、持病の影響などにより、若年層と比べて手術後の回復に時間がかかることもあります。

 

そのため、健康状態や回復力を踏まえ、安全に治療を受けられるかどうかを、歯科医師と十分に相談し、慎重に検討することが大切です。

 

「さとうデンタルクリニック」の院長は、豊富な症例数と高度な技術力を有しており、インプラント1本につき5~20分程度と非常に短時間で、体への負担に配慮した正確な治療を提供しています。
骨を削る範囲を最小限に留めているため、手術当日でも痛みが出にくいのが大きな特徴です。

 

実際に、院長が施術した患者様へのアンケートでは、98%の方が「当日痛み止めを飲む必要がなかった」または「痛み止めを飲めば痛みを感じることがなかった」と回答されています。
身体への負担が気になる方でも、安心して治療を受けていただける環境を整えています。

 

服用中の薬や持病の症状・レベルを確認する

服薬している薬によっては、インプラント治療を受けられない場合があります。

 

たとえば、抗凝固薬を服用している場合は、手術の際の出血リスクが高まります。
骨粗しょう症の治療に用いられることがあるビスホスホネート製剤を服用している場合は、インプラント手術によって顎の骨に影響が出る可能性があるためインプラント治療を受ける事ができません。

 

その場合、主治医に相談していただいて薬を変更してもらい、インプラントの手術を行うこともあります。

 

また、持病の状態によってはインプラント治療を受けられないことがあります。
高血圧や糖尿病、骨粗しょう症などの持病がある場合、歯科医師へ相談しましょう。

 

このように、内服中の薬や、持病の状態によっては、リスクが高くインプラント治療を受けられない場合があるため、歯科医師としっかり相談することが大切です。

 

 

高齢者のインプラント治療に関するよくある質問(FAQ)

 

Q1. 80代でもインプラントはできますか?

80代でも、健康状態や顎の骨の状態に問題がなければ、インプラント治療を受けられる可能性があります。

 

インプラント治療は、年齢だけで治療できるかどうかが決まるわけではなく、健康状態や口腔内の状態などを踏まえて判断することが大切です。
歯科医院で相談し、自分の状態に合った治療方法を検討しましょう。

 

Q2. 持病があっても可能ですか?

高血圧や糖尿病、骨粗しょう症などの持病がある場合でも、状態によってはインプラント治療を受けられるケースがあります。
ただし、疾患の状態や服用している薬によっては、インプラント手術に対するリスクが高まる場合や、インプラントと顎の骨がうまく結合しない場合もあるため、事前に歯科医師へ相談することが大切です。

 

Q3. 骨粗しょう症でも治療できますか?

骨粗しょう症があっても、顎の骨の状態や服用している薬によっては、インプラント治療が可能な場合があります。

 

ただし、骨粗しょう症の治療薬として用いられることがあるビスホスホネート製剤を服用している場合は、インプラント手術によって顎の骨に影響が出る可能性があるため、慎重な判断が必要です。
治療を検討する際は、服用している薬についても歯科医師に必ず伝えましょう。

 

 

まとめ|インプラントは高齢者の長期的な健康を叶える選択肢

インプラント治療は、しっかりと咀嚼できる状態を保つことで、長期的な健康維持につながる可能性があるほか、生活の質向上が期待できる選択肢の1つです。
高齢者でも、健康状態や顎の骨の状態が良好で、術後にセルフケアが可能であれば、治療を受けられる場合があります。

 

ただし高齢の方は、体力や免疫力が低下している、持病がある、薬を服用しているといったケースが少なくありません。
これらは、インプラント治療に影響を及ぼす可能性があるため、治療の可否は歯科医師と相談して総合的に判断することが重要です。

 

累計10,000件以上のインプラント治療実績を持つ「さとうデンタルクリニック」では、豊富な症例数と高い技術力により、簡単な症例ならインプラント1本あたり5分程度と非常に短時間で埋入でき、体への負担に配慮した正確な治療を提供しています。

 

また、専用機器を用いた丁寧なメンテナンスに加え、通院が難しい方にも安心いただけるよう、来院の有無に関わらず適用される10年保証付きインプラント治療を提供しています。
長期的に安心してインプラントを使用できる環境を整えているため、インプラント治療を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

監修者情報

2013年恵比寿本院を開業。2021年に池袋・西新橋、2025年4月に横浜駅前院を開設し、現在計4院を運営。2019年にはハーバード大学にてインプラント症例発表を行い表彰される。エキテン口コミランキング11年連続1位、楽天リサーチ満足度1位など外部評価も多数。

【受賞・選出実績】

  • 週刊現代「名医たちが薦めるインプラント歯科医院100」(2024年)
  • 医療新聞社「日本の歯科5選の名医」選出(2023年・2018年)
  • 楽天リサーチ:都内インプラント・審美治療満足度 第1位(2017年)
  • エキテン:口コミランキング 11年連続1位(2013-2024年)

【所属・資格】

国際口腔インプラント学会ISOI・DGZI、日本先進医療医師会、日本歯科審美学会、POIC研究会、インビザライン認定医