インプラント治療の麻酔は何を使うの?術後の注意点もわかりやすく紹介

 

インプラント治療は、歯を失った部分に人工歯根を埋め込むため、通常の虫歯治療よりも大掛かりな処置が必要です。
そのため、痛みを抑える麻酔の使用が欠かせません。
とはいえ、麻酔への不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、累計10,000本以上のインプラント治療実績を持つ「さとうデンタルクリニック」の知見をもとに、インプラント治療で使用される麻酔の種類や特徴について解説します。
また、麻酔のメリットとデメリットについても解説しているため、あわせて参考にしてください。

 

 

インプラント治療では麻酔が必要

インプラント手術では、麻酔の使用が不可欠です。
なぜなら、歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋め込まなくてはならないためです。
そのため、麻酔なしでは強い痛みを伴います。

使用される麻酔の種類は、痛みを感じるレベルによって異なります。
そのため、手術内容と自身の体調を考慮し、最適な麻酔を選びましょう。

 

 

インプラント治療で使われる麻酔の種類

インプラント治療では、患者さまの状態や手術の内容にあわせた麻酔を用いて治療します。
麻酔は痛みの軽減だけでなく、不安や緊張を和らげる目的でも使用されるため、治療計画において重要な役割を担っているのです。

ここでは、インプラント治療における代表的な3つの麻酔方法について解説します。

 

局所麻酔

局所麻酔とは、歯科治療で最も一般的な麻酔方法です。
歯茎や顎の骨など、手術を行う部分に直接麻酔薬を注射して痛みを感じにくくします。
インプラント手術でも多くのケースで採用されており、麻酔を注射した部位以外には影響がなく、意識がある状態で治療を受けられるのが特徴です。

麻酔が効いている範囲は限定的なため、身体全体への影響が少ないのも嬉しいポイントです。
麻酔が切れるまで違和感が残るものの、比較的短時間で回復します。
また、手術中に医師との会話も可能なため、安心して治療を進められるでしょう。

なお、さとうデンタルクリニックでは、患者さまからのご希望がないかぎり、インプラント手術をこの局所麻酔で安全に行っています。

 

全身麻酔

全身麻酔とは、意識を完全に失わせて全身の痛みを感じなくする麻酔方法です。
点滴や吸入で麻酔薬を投与し、手術中は人工呼吸器を用いて身体の状態を管理します。
患者さま は眠っているような状態となり、処置の内容や時間をまったく感じません。

インプラント治療では、全身麻酔が必要となるケースはほとんどありません。
なぜなら、通常の手術では出血や痛みが軽度であり、局所麻酔や静脈内鎮静法で十分な効果が得られるためです。

全身麻酔は呼吸や循環などの全身管理が必要となるため、局所麻酔や静脈内鎮静法に比べて負担・リスクが圧倒的に高くなります。

インプラントで通常全身麻酔が使われることはほぼありません。
どうしても必要になってしまう場合は、設備の整った大学病院等で行います。

 

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、静脈に鎮静剤を投与し、中枢神経の働きを抑える麻酔方法です。
そのため、手術中は寝ているような状態になります。
寝ている間に手術が終わるため、恐怖心や不安の緩和に役立ちます。

また、鎮静剤には痛みを抑える作用がないため、局所麻酔と併用するのが一般的です。

嘔吐反射がある方や治療に非常に恐怖心がある方でご希望があった場合、当院でも専門医を呼んで静脈内鎮静法を行うことも可能ですが、多くの患者さまが局所麻酔のみで楽に手術を受けられています。

静脈内鎮静法を医院から推奨されるような場合は、手術が遅い先生でオペ時間が長くなってしまう、先生が患者さまに術中の様子をみられたくない、患者さまにとっても口を開けたままで辛いためにおすすめしている可能性もありますので、まずは「実際の手術時間はどのくらいか」を確認してみることをお勧めします。

短時間で効率的な手術が可能な歯科医院であれば、局所麻酔のみでもお身体への負担を最小限に抑え、リラックスして治療を終えることが可能です。

また、その方が後述通り費用もリスクも少なくて済みます。

 

 

麻酔の種類ごとの費用相場・リスク

項目 局所麻酔 静脈内鎮静法 全身麻酔
費用 追加料金なし
(手術費用に含む)
7〜10万円 18〜20万円
リスク 最小
(血圧低下,吐き気など)

(吐き気,合併症など)
死亡リスクもある
制限 ほぼなし ・飲食制限
・当日運転不可
・厳重な制限
・入院が必要なケースも
検討される方 全ての方
(最も一般的)
・嘔吐反射がある方
・どうしても治療が怖い方
・オペが長くなる場合
ほぼ不要

 

 

麻酔前に知っておきたいポイント

インプラント治療では、麻酔の種類によって治療前に注意すべき点が異なります。
安全に治療を行うため、事前の指示を必ず守ることが重要です。

 

局所麻酔の場合

  • 治療前の食事制限は不要
  • 持病・アレルギー・服用中の薬がある場合は事前申告する
  • 体調不良時は治療前に相談する

 

静脈内鎮静法の場合

  • 治療前4〜6時間程度の飲食制限が必要となる
  • 当日は車・バイク・自転車での来院を控える
  • 持病や服薬状況により事前検査を行う場合がある

 

全身麻酔の場合

  • 手術前6〜8時間の絶食・絶飲が必要
  • 血液検査・心電図など全身状態の事前確認が必要
  • 手術当日は付き添いが必要となるケースがある

 

 

麻酔後の注意点・リスク

麻酔後は、種類に応じて身体への影響や注意点が異なります。
術後のトラブルを防ぐため、以下の点に注意が必要です。

 

局所麻酔の場合

  • 麻酔が切れるまで(2~3時間程度)は熱い飲食物や硬い食べ物を控える

 

静脈内鎮静法の場合

  • 治療後に眠気やふらつきが残ったり、一時的に記憶があいまいになる場合がある
  • 当日の車の運転や重要な判断を伴う行動は禁止
  • 意識がはっきりしてから少量ずつ食事を再開

 

全身麻酔の場合

  • 術後に強い眠気・吐き気・倦怠感が出る場合がある
  • 身体への負担が大きく、経過観察や入院が必要となる場合がある
  • 麻酔による合併症リスクがある

 

インプラントの手術の詳細に関しては、こちらのコラムで詳しく解説しています。
▶インプラント手術について徹底解説!メリット・デメリットも紹介 

 

安心して治療を受けたい方はさとうデンタルクリニックへご相談ください

インプラント治療に対して「痛そう」「怖い」という不安を抱く方は少なくありません。
確かに、インプラント手術は不安や痛みを感じやすい治療です。

「さとうデンタルクリニック」では患者さま一人ひとりが安心して手術を受けられるよう、最新の麻酔設備と丁寧な対応を行っています。
痛みを最小限に抑え、回復までの時間を短縮する取り組みを徹底。
ここでは、当院の麻酔に関する特徴を紹介します。

 

早くて技術のある先生なら局所麻酔の方が安心

「眠っている間に終わる静脈内鎮静法のほうが安心」と感じる方も多いかもしれません。

しかし、手術時間が短く、的確な処置ができる歯科医師であれば、意識がある局所麻酔のほうが、かえって安心です。

局所麻酔では、患者さまの意識がある状態で手術を行うため、「今どのくらい進んでいるのか」「もうすぐ終わるのか」といった状況を把握しながら治療を受けることができます。

手術時間が数分〜十数分程度であれば、長時間眠らされる不安や、術後のふらつきもなく、
精神的な負担が少ないと感じる方も少なくありません。

 

また、局所麻酔は必要な部位にのみ作用するため、身体への影響が最小限で、
全身状態の変化が起こりにくい
点も安心材料の一つです。

加えて、静脈内鎮静法にかかる追加費用(目安として約10万円前後)を抑えられるというメリットもあります。

「意識があるから不安」ではなく、「意識がある状態で、短時間で終わるからこそ安心」して治療を受けられるはずです。
それを実現できるかどうかは、歯科医師の技術力に大きく左右されます。

当院の患者様も「え、もう終わったんですか?」と皆様喜ばれます。

 

オペ時間も短く短時間で回復可能

さとうデンタルクリニックでは、できる限り身体への負担を減らす治療を目指しています。

麻酔技術の高さと精密な施術環境が整っているため、局所麻酔でも十分な効果を得られ、
術後の回復が早く、日常生活への復帰もスムーズに行えます。

 

また、当院では症例に応じてインプラントの即時埋入(抜歯即時埋入)にも対応しています。
抜歯とインプラント埋入を同日に行えるため、手術回数を減らし、全体の治療期間も短縮できます。

当院院長のインプラント手術では、1本当たり5~15分という特に短いオペ時間で埋入が可能で、 局所麻酔で安く、リスクなく、痛みも少なく安心して治療することが可能です。

麻酔管理を含めた外科処置の精度が高いからこそ実現できる治療法です。
手術後は医師が回復状況を丁寧に確認し、必要に応じてアフターケアを行います。

当院では、患者さまが安心して治療を受けられる環境を整えています。

 

 

まとめ

インプラント治療において麻酔は、痛みを抑え、安心して手術を受けるために欠かせない重要な工程です。

麻酔には局所麻酔・静脈内鎮静法・全身麻酔があり、インプラント手術では主に局所麻酔を使用します。

手術時間が短く、的確な処置が行える場合には、局所麻酔のみでも十分に痛みを抑え、安全に治療を行うことが可能です。
意識がある状態で短時間に終わる手術は、身体への負担が少なく、術後の回復も早いというメリットがあります。

一方で、強い不安がある方や処置に時間を要する場合には、静脈内鎮静法が選択されることもあります。
大切なのは、手術内容やご自身の不安に合わせて、適切な麻酔方法を選ぶことです。

 

さとうデンタルクリニック」では、基本的に局所麻酔のみで、安全かつ短時間でインプラント手術を行っています。
患者さまにとって身体の負担やリスク、費用を抑えながら、高品質な治療を受けていただける体制を整えています。

もちろん、ご希望のある方は静脈内鎮静法でのopeも可能です。

治療前の丁寧な説明から術後のフォローまで、一人ひとりに寄り添った治療を行っております。
インプラント治療や麻酔に不安がある方は、まずはご相談ください。

 

監修者情報

2013年恵比寿本院を開業。2021年に池袋・西新橋、2025年4月に横浜駅前院を開設し、現在計4院を運営。2019年にはハーバード大学にてインプラント症例発表を行い表彰される。エキテン口コミランキング11年連続1位、楽天リサーチ満足度1位など外部評価も多数。

【受賞・選出実績】
  • 週刊現代「名医たちが薦めるインプラント歯科医院100」(2024年)
  • 医療新聞社「日本の歯科5選の名医」選出(2023年・2018年)
  • 楽天リサーチ:都内インプラント・審美治療満足度 第1位(2017年)
  • エキテン:口コミランキング 11年連続1位(2013-2024年)
【所属・資格】

国際口腔インプラント学会ISOI・DGZI、日本先進医療医師会、日本歯科審美学会、POIC研究会、インビザライン認定医