インプラントと入れ歯の違いは何?メリット・デメリットを徹底解説!

 

歯を失った際の治療として、インプラントと入れ歯は最も代表的な選択肢です。
しかし、この2つは「仕組み」も「お口の将来に与える影響」も根本から異なります。

 

単に費用や見た目だけで選ぶのではなく、10年後、20年後のご自身のお口の状態をどう保ちたいかを考慮することが、納得のいく治療への近道です。

 

本記事では、豊富な実績を持つ「さとうデンタルクリニック」の知見をもとに、それぞれの治療法の違いを分かりやすく解説します。
これから治療しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

 

インプラントと入れ歯はどちらがおすすめか

結論から申し上げれば、機能性や噛む力といった点で多くのメリットがあるため、お口全体の将来を考えたときにもインプラントがおすすめです。

 

比較項目 インプラント 入れ歯
① 噛む力 天然歯とほぼ同等
硬いものも不安なく噛める
天然歯の10〜20%程度
噛む力が大幅に低下
② 周囲の歯への影響 独立して自立するため、周囲の歯に負担がかからない バネをかける歯の寿命を縮めることがある
③ 審美性(見た目) 審美性に優れ、天然歯に近い見た目 金属のバネが見えたり、人工物とわかりやすい
④ 寿命 耐久性に優れており、長期的に使用可能 顎の骨が痩せやすいため、適合の調整と、入れ歯自体の劣化から数年ごとの作り直しが必須
衛生的にも同じ物を長く使うのは良くない

 

 

入れ歯を選択することになる4つの場合

インプラントの優位性を理解した上で、あえて「入れ歯」を選ぶ、あるいは選ばざるを得ないのは、以下の4つのいずれかに当てはまる場合です。

 

費用面での都合

インプラントは自由診療であり、質が良い素材を使用するため原価がかかり、初期費用は高くなります。
しかし、長期的に見れば自分の歯と同じようにメンテナンスをすることで、長期間使用できるため、コストパフォーマンスに優れています。

 

当院ではより多くの患者様に将来まで安心できる治療を受けていただくために、デンタルローンも取り扱っておりますので、費用面でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

また、インプラント治療にかかる費用は、医療費控除の対象となり、確定申告によって所得税の還付を受けられます。

 

医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に自己負担した医療費の合計10万円~210万円までが対象となります。

 

控除の対象となるのは、インプラント本体や手術費用、検査費用などで、クレジットカード払いやローンの分割払いでも、その年に契約した金額全てが対象です。
対象になった金額のご自身の税率分還付されます。
日本は人によりますが、15%~55%戻ってきます。

重度の持病がある

重度の糖尿病や高血圧など、外科手術のリスクが極めて高い場合は、入れ歯を選択することがあります。

 

持病があるからと一律に諦める必要はありませんが、歯科医師や担当医と相談して判断することが大切です。

 

時間的制約により治療が難しい

インプラントは入れ歯と違い、埋入から適合を待つ期間が必要です。
そのため、例えば海外へ頻繁に移動される方など短期間での通院が難しい方は、装着するだけで完成する入れ歯を選択することがあります。

 

当院ではそのような時間的制約がある方でも治療いただけるよう、インプラントを先に埋入し、適合を待つ間の期間を空け、一時帰国に合わせて治療を進めるといった対応も可能です。
患者さま1人1人に合った治療計画と対応をご提案いたしますので、通院が難しく治療できないのではというお悩みがある方も、ぜひお気軽にご相談ください。

 

歯科医の技術不足

骨が痩せているなどの理由で「インプラントを入れることができない」と診断を受ける多くの場合が、歯科医師の技術不足によるものです。

 

当院では、「骨がないから入れ歯しかない」と診断された場合でも、セカンドオピニオンでご来院いただいた患者さまで、多くの症例を対応してまいりました。

 

正しく最良の選択をするために、1度インプラント治療が難しいと診断された方もぜひ一度当院までご相談ください。

 

 

インプラントと入れ歯の基本的な特徴

インプラントと入れ歯は、どちらも歯を失った際に行われる代表的な治療法ですが、治療の仕組みや考え方は大きく異なります。
そのため、噛み心地や見た目、治療期間、長期的な使い方などにも違いが生じます。

 

それぞれの特徴をあらかじめ理解しておくことで、後悔の少ない治療選択につながります。
ここではまず、インプラントと入れ歯の基本的な特徴について整理します。

 

インプラント

インプラント治療は、歯を失ってしまった後の治療の選択肢の中で、最も自分の歯に近い噛み心地を実現できる治療法です。
インプラントは顎の骨に埋め込む人工歯根のことで、その上に歯冠を作るため、天然歯と同様、骨で直接噛む力を受け止めます。

 

さらに、人工歯の見た目も自然であるため、周囲の歯とも馴染みやすいといわれています。
ただし、治療には外科的処置が必要であるため、治療完了までに一定の期間がかかることを覚えておきましょう。

 

入れ歯

入れ歯は保険治療で費用を抑えて治療でき、外科手術を必要としないため、選択しやすい治療法です。

 

しかし、使用状況によってはニオイが付着したり、固定材が残ってしまったりする場合があるため、自歯に加えて入れ歯のための日々のメンテナンスが欠かせません。

 

また、噛む力が弱くなる場合や、装着時に違和感を覚えることがあります。
インプラントと比べると耐久性の面で劣るため、長期的には調整や作り替えが必要になる点も理解しておく必要があります。

 

 

インプラントの主なメリット

インプラントは噛みやすさと見た目の自然さを両立できる治療です。
ここでは、インプラントのメリットを3つ紹介します。

 

審美性が高い

インプラントは自歯と近い色調や形を再現しやすいため、自然な見た目を重視する人に適した治療法です。
また、周囲に人工歯であると気づかれにくいため、口元の印象を大切にしたい人に適しています。
装着しても目立ちにくいのは入れ歯にはない魅力といえるでしょう。

 

自歯と同じ感覚で噛める

インプラントは顎骨と結合する構造のため、自然歯に近い噛み心地を得られるのもメリットです。
硬い食べ物でもしっかり噛めるため、食事の満足度が高まり、日常生活の快適さが向上するでしょう。

 

噛む力が戻ることで口腔内のバランスを保ちやすくなり、健康面にも良い影響を与えてくれるのもメリットです。
自歯と同じ感覚に近づけたい人はぜひ検討してみてください。

 

長期的に使える

インプラントは適切なメンテナンスを続ければ長期間使える点も大きな魅力です。
骨と強く結合する構造のため、耐久性が高く、長期的に使用できます。

 

初期費用は高額になる場合がありますが、長い目で見ると交換頻度が少ないため、費用と耐久性のバランスを考えると優れた選択肢といえるでしょう。

 

 

インプラントの主なデメリット

インプラントには大きな利点がある一方で、費用面や治療後の管理に注意が必要です。
ここでは、インプラントの主なデメリットを紹介します。

 

費用が高額である

インプラントは自費診療で、使用する材料や治療の質に応じて原価が高くなり、結果的に治療費が高額になりやすく、本数が増えるほど総額も大きくなります。
費用がネックで治療を迷う人はデンタルローンを活用してみましょう。

 

さとうデンタルクリニック」では、デンタルローンを利用できます。
最小2回から最大84回払いまで対応可能であるうえ、繰り上げ返済にも対応しております。
初期費用の高さが気になる人はぜひ当院を検討してみてください。

 

なお、インプラント治療は自由診療ではありますが、治療目的で行われる場合は医療費控除の対象となります。
年間の医療費が合計10万円~210万円までが対象となります。
デンタルローンなどを利用した場合でも、その年に契約をした全額が控除対象となるため、費用面が不安な方は、支払い方法とあわせて制度の活用も検討するとよいでしょう。

 

インプラントのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
より詳細に知りたい方は合わせてご覧ください。
▶インプラントのメリット5選!デメリットや歯科医院選びのポイントも解説

 

 

入れ歯治療のメリット

入れ歯治療にはいくつかのメリットがあります。
ここでは、入れ歯のメリットについて解説します。

 

治療費が安い

入れ歯は保険が適用されるため、費用を抑えながら治療を進めやすい点もメリットです。
治療費の負担が軽くなるため、初めて治療を受ける人でも検討しやすい方法といえるでしょう。

 

自由診療であるインプラントと比べると、費用差は非常に大きく、経済的な事情がある人にも選びやすい選択肢です。

 

 

入れ歯のデメリット

入れ歯は体への負担が少なく扱いやすい一方で、快適さや見た目の面で課題が生じる可能性があります。
ここでは、入れ歯の代表的なデメリットを3つ紹介します。

 

違和感を覚えやすい

入れ歯は口の中に装着して使うため、慣れるまで違和感が生じやすいといわれています。
なぜなら、入れ歯はバネを使って固定する構造のためです。
そのため、強い力が加わるとずれる可能性があるのです。

 

食事の際に動く感覚が気になる人もいます。
その場合、歯科医院で調整を依頼してみましょう。
このように、入れ歯は慣れれば使いやすくなる傾向にあるものの、初期段階では不快感が続く可能性があります。
快適に使うためには、定期的に調整を受けることが重要です。

 

定期的に作り直さなくてはならない

入れ歯は長期間使うと変形や劣化が進み、5年ほどで作り直しが必要です。
入れ歯が合わない状態を放置すると口内の痛みが出やすく、食事の際に噛みにくくなる可能性もあります。

 

快適に使い続けるためには、定期的なチェックを受けて状態を確認してもらいましょう。
長く使いたい場合でも、作り直す前提で進めることを忘れないようにしてください。

 

審美性に欠ける

入れ歯は人工素材で作られるため、自分の歯とは色味が異なる可能性があります。
特に、部分入れ歯の場合、悪目立ちしてしまい「人前で笑うのが恥ずかしい」と感じるケースも少なくありません。

 

最近は見た目に配慮した素材も登場していますが、保険適用では選べないケースも多く、審美面の改善には追加費用が必要です。
自然な仕上がりを求める人は、インプラントを検討しましょう。

 

毎日外して洗浄しなければならない

入れ歯は、汚れが付着しやすく、口腔内を清潔に保つためには毎日取り外して洗浄する必要があります。

 

専用のブラシや洗浄剤を使ったお手入れが欠かせず、ケアを怠ると、細菌の繁殖による口臭や歯ぐきの炎症、入れ歯自体の劣化につながることもあります。

 

また、就寝時に外すことを推奨されるケースも多く、「毎日の管理が手間に感じる」「外すことに抵抗がある」と感じる方も少なくありません。

 

一方でインプラントは顎の骨に固定されるため、取り外す必要がなく、基本的には自分の歯と同じように歯磨きや定期的なメンテナンスで管理できます。

 

このように、入れ歯は日常的な管理の負担がかかる点が、デメリットの一つといえるでしょう。

 

 

インプラントと入れ歯に関するよくある質問

 

Q1. インプラントと入れ歯、結局どちらが「長持ち」しますか?

インプラントの方が圧倒的に長持ちします。
インプラントは一度骨と結合すれば、ご自身の歯と同じようにケアすることで10年、20年と使い続けられるケースがほとんどです。
一方、入れ歯は歯ぐきの痩せや装置の摩耗により、数年ごとの調整や作り直しが避けられません。
長期的なコストパフォーマンスで見れば、インプラントに分があると言えます。

 

インプラント治療は、歯科治療の中で唯一一生持たせることを目指せる治療です。

 

Q2. 入れ歯を使っていますが、インプラントへの切り替えは可能ですか?

はい、十分に可能です。
長年の入れ歯使用で顎の骨が痩せてしまっている場合でも、当院が得意とする「骨造成(骨を補う処置)」を併用することで、インプラントを埋入できるケースが多くあります。
入れ歯のガタつきや噛みにくさに悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

Q3. インプラントの費用が心配です

当院では、月々の負担を抑える「デンタルローン」をご用意しています。
インプラントは初期費用こそかかりますが、それによって「他の健康な歯を守れる(将来の治療費を抑えられる)」という大きな付加価値があります。
最小2回から最大84回払いまで対応しておりますので、費用の面で諦める前に一度シミュレーションをしてみることをお勧めします。

 

また、治療目的で行われるインプラント治療は、1年間に自己負担した医療費の合計10万円~210万円までが医療費控除の対象となります。

 

デンタルローンなどの分割払いでも、その年に契約した全額が対象となるため、支払い方法とあわせて制度の活用についてもご相談ください。

まとめ

入れ歯とインプラントにはそれぞれメリットとデメリットがありますが、噛み心地・見た目・耐久性のバランスを考えると、総合的にはインプラント治療がおすすめです。
外科手術が必要で費用も高額になりやすいですが、自歯のような自然な噛み心地と高い審美性を得られる点は大きな魅力です。

 

インプラント治療を検討している人には「さとうデンタルクリニック」にお任せください。
丁寧なカウンセリングと精密な診断に基づく治療を行っております。
また、デンタルローンにも対応しているため費用面の不安も解消できる点がメリットです。
治療が初めての人も、過去に治療した経験がある人もまずは、お気軽にお問い合わせください。

 

監修者情報

2013年恵比寿本院を開業。2021年に池袋・西新橋、2025年4月に横浜駅前院を開設し、現在計4院を運営。2019年にはハーバード大学にてインプラント症例発表を行い表彰される。エキテン口コミランキング11年連続1位、楽天リサーチ満足度1位など外部評価も多数。

【受賞・選出実績】

  • 週刊現代「名医たちが薦めるインプラント歯科医院100」(2024年)
  • 医療新聞社「日本の歯科5選の名医」選出(2023年・2018年)
  • 楽天リサーチ:都内インプラント・審美治療満足度 第1位(2017年)
  • エキテン:口コミランキング 11年連続1位(2013-2024年)

【所属・資格】

国際口腔インプラント学会ISOI・DGZI、日本先進医療医師会、日本歯科審美学会、POIC研究会、インビザライン認定医