前歯のセラミック治療のメリット・デメリットを徹底解説!
セラミック治療は自然な美しさを取り戻す方法の1つです。
そのため、前歯の見た目に悩みを抱えている方に選ばれています。
特に目立ちやすい前歯を治療する方法は、費用や治療期間を抑えながらコンプレックスを解消できるといわれています。
その一方で、デメリットもあるため、治療を受ける前に正しい情報を理解しておきましょう。
本記事では、50,000件以上のセラミック治療実績のある「さとうデンタルクリニック」のノウハウをもとに、前歯をセラミック治療するメリットとデメリットについて解説します。
また、気になる価格相場や治療における注意点も解説しているため、あわせて参考にしてください。
セラミック治療とは
セラミック治療とは、歯を削り、セラミックを被せることによって歯並びや歯の色、形を綺麗にする治療のことです。
セラミックは天然の歯に近い透明感や色調を再現できるため、周囲にバレたくない方にも選びやすい治療です。
また、セラミック自体は金属を使用せず、ほとんどの素材で金属アレルギーの心配がありません。
さらに、長期間にわたり変色しにくい点も嬉しいポイントです。
このように、セラミック治療は機能面と見た目の美しさの両方を満たせる治療法です。
ただし、この治療は、歯科医師の技術や経験やセンス、使用するセラミックのクオリティーによって仕上がりが全く異なってしまう治療でもあります。
そのため、どの歯医者を選ぶかが非常に重要になります。

当法人理事長執筆コラムです。
当法人のセラミック矯正に関して詳細にご紹介しております。
前歯をセラミック治療するメリット5選
「前歯だけをセラミック治療する」と聞くと、治療する本数が少ないため、あまり大きな変化がないと思われる方もいるかもしれません。
しかし実際には、前歯のセラミック治療には多くのメリットがあります。
ここでは、その中でも特に評価されている5つのメリットをわかりやすく解説します。
見た目を美しくしてくれる
セラミック治療で使用する素材は、陶器と同じ性質を持っています。
そのため、自然の歯に近い透明感と白さを再現できるのがメリットです。
保険診療で使われるプラスチック素材と比較すると、経年による変色が少ないため、長期間にわたって美しい状態を保てます。
特に、前歯は笑顔や会話の際、お顔の中でも目に入りやすいパーツです。
そのため、治療後に「自分の笑顔に自信を持てるようになった」と感じる方も少なくありません。
金属アレルギーがあっても選びやすい
セラミック治療の中でも、ジルコニアセラミック・オールジルコニア・オールセラミックは金属を使用していないため、金属アレルギーのある方にも適した治療法です。
従来の銀歯治療では金属を使うケースが多く、体への影響を心配する声もありました。
ただし、メタルボンドセラミックのように金属を土台に使う治療法も存在するため、金属アレルギーをお持ちの方は、事前にどの素材を使用するかを歯科医院に確認することが大切です。
虫歯になるリスクを軽減できる
セラミックは表面がつるつるとしており、歯垢(プラーク)が付着しにくいのもメリットです。
こうして口腔内の清潔を保ちやすくなることで、二次的な虫歯の発生防止にも役立ちます。
特に、前歯は人目につく部分であるため、虫歯による見た目の変化を避けたい方にも有効な治療です。
つまり、美しさと健康の両方を維持できる点が、セラミック治療の強みなのです。
治療期間が比較的短い
セラミック治療は、削った歯の上からセラミックを被せることで治療が完了します。
歯の状態や治療計画によって異なりますが、一般的に治療期間は数週間から3ヶ月の通院で済むのもメリットです。
これは年単位かかる矯正治療と比べると負担が軽いため、短期間で歯並びや色調を整えたい方におすすめです。
治療計画によっては仮歯を装着しながら日常生活を送れるため、仕事や学校を続けながら治療を進めやすい点もメリットといえるでしょう。
さとうデンタルクリニックのセラミック治療は、1週間~約1ヶ月、最短2回の来院で治療が完了します。
ほとんど着色しない
セラミックは汚れが付きづらく、着色もほとんどありません。
そのため、自分の歯よりも着色しないので、きれいな色をずっと保ってくれます。
お手洗いや浴槽の素材にセラミックが利用されているのも、汚れが付きにくく、付いても拭き取れば落ちやすいという特性があるためです。
前歯をセラミック治療するデメリット4選
前歯をセラミック治療することで見た目や機能を改善できる一方、注意すべきデメリットも忘れてはいけません。
治療する際はデメリットも理解した上で、治療に踏み切るかどうか慎重に判断してください。
ここでは、前歯をセラミック治療する際に起こりうる4つのデメリットについて解説します。
治療費が高い
セラミック治療は自由診療にあたります。
そのため、保険は適用されず、費用は全額自己負担です。使用する素材の種類や治療を行う歯科医院によって費用は異なりますが、前歯を治療する場合でも数十万円の費用がかかるのが一般的です。
このように、費用面の負担は決して少なくないため、治療を検討する際には分割払いの有無や支払い方法についても歯科医院に確認しておくことが大切です。
さとうデンタルクリニックでは、患者さまの負担を軽減するためにデンタルローンもご利用いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
破損する可能性がある
セラミックは陶材で作られているため、選択する素材にもよりますが、ひずみがない分、汚れが隙間に入りづらいのですが、曲げる強さがないので、強い力がかかると欠けたり割れたりする可能性があります。
ただ、前歯の場合はそこまで強い力がかからないので、破損する可能性は低いです。
歯を削る必要がある
セラミック治療では、被せ物を装着するために歯を削り、土台を整えなくてはなりません。
人によってはこの段階で、歯がしみたり痛みを感じたりすることもあり、場合によっては神経を抜く治療が必要になることもあります。
その為、強度を確保するためにどのくらい歯を削らなくてはならないか、医師と十分に話し合いましょう。
前歯のセラミック治療における素材の種類
前歯をセラミック治療する際の価格は、医院によって取り扱っている素材の種類や質が異なるため大きく変わります。
セラミックにはいくつか種類があり、それぞれに特徴や見た目の仕上がり、耐久性の違いがあるのです。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、内側にジルコニアを使用し、その表面にセラミックを焼き付けて作られる被せ物で、透明感と自然な色合いに優れています。
見た目を重視したい方に特に適した最上級グレードの素材です。金属を使用していないため、アレルギーが心配な方も安心して使用できます。
製作工程はオールジルコニアより1工程多く、非常に複雑なため、原価は高くなります。
強度面では、内側のジルコニアが高い耐久性を持つ一方、外側のセラミック層は欠ける可能性があり、オールジルコニアと比べるとやや劣ります。
ただし、前歯は強い力がかかりにくいため、このリスクはほとんど問題になりません。
見た目の自然さを最優先したい方にとって、ジルコニアセラミックは非常に魅力的な選択肢といえます。
オールジルコニア
オールジルコニアは、被せ物の全体がジルコニア素材で構成されたタイプです。
構造としては、すべてがダイヤモンドのように高密度で硬い素材でできており、金属アレルギーの心配もありません。
強度面では、すべての素材の中でもトップクラスの強さを誇ります。
強い噛み合わせや力がかかる部位にも、安心して使用できるのが特徴です。さらに、汚れや着色にも非常に強く、経年による劣化がほとんどないため、長期間にわたり綺麗な状態を保てます。
外観はややツヤ感が強く、天然歯よりもテカリ感が出てしまいます。
奥歯に使用する分には強度もあり、いいオールジルコニアであればとても綺麗に見えますが、前歯の場合は目立ってしまう可能性があります。
この「やや人工的なツヤ感」をより自然に仕上げるため、外側にセラミックを焼き付けて自然な質感を高めたのが「ジルコニアセラミック」です。
オールセラミック
オールセラミックは、文字通り全てがセラミックで作られており、強度はジルコニア系よりやや劣ります。
すべてセラミックで作られているため、金属アレルギーの心配はありません。
色味は、自然な白さと透明感を演出できる素材ですが、ジルコニアセラミックに比べるとやや黄色味が出ることがあります。
また、時間の経過とともにわずかに着色する傾向があります。
自然な見た目を重視しつつ、費用とのバランスが良く、選びやすい素材として人気があります。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、歯科用プラスチックにセラミックの微粒子を混ぜて作られた素材です。
構造上、強度が弱く、時間の経過とともに変色しやすい特徴があります。
そのため、前歯に使用する歯科医院は現在ほとんどなく、保険診療で一部採用している医院がある程度です。
費用面は抑えられますが、見た目や耐久性を重視する方にはあまり推奨されず、長期的な使用を考えると再治療の可能性も高いため注意が必要です。
当院では長期的な耐久性・審美性の観点、また、患者さまに満足いただく治療のために、前歯のセラミック治療でハイブリッドセラミックは取り扱っておりません。
メタルボンド
メタルボンドは、内側に金属を入れ、外側をセラミックで覆うことで審美性を持たせた素材です。
審美性は内側の金属が透けないように作成されているため、ジルコニアセラミックと比べるとマットな白さになります。
耐久性の面では、セラミック部分がチッピング(欠け)することがあります。
また、短所として、歯茎との境目で金属の色が見える場合があることや、金属アレルギーのリスクがあることです。そのため、現在は前歯の治療ではほとんど選ばれません。
さとうデンタルクリニックのセラミックの価格
当院で提供している前歯の審美的な被せ物の、1本あたりの価格は以下の通りです。
- ジルコニアセラミック:170,000円
- オールジルコニアプレミアム:140,000円
- オールセラミック:130,000円
- メタルボンド:100,000円
さとうデンタルクリニックでは、セラミック治療に使用する素材から接着剤・型取りの材料まで高品質にこだわりつつ、価格は相場よりご負担を抑えた設定にしております。
さらに、セラミック治療には3〜5年の保証を設けているため、長期的にも安心して治療を受けていただけます。
当院で扱うセラミック素材ごとの特徴や、その他の治療素材についてはこちらで詳しく解説しております。
前歯のセラミックに関するよくある質問
Q1. 前歯のセラミック治療は、どんな悩みがある人に向いていますか?
前歯の色・形・大きさ・すき間など、見た目のコンプレックスを短期間で改善したい方に向いています。
矯正治療のように年単位の期間がかからず、歯の色と形を同時に整えられる点が特徴です。
笑ったときの印象を自然に良くしたい方に選ばれています。
Q2. 前歯をセラミックにすると、歯をたくさん削る必要がありますか?
セラミックを被せるために歯を削る必要はありますが、削る量は歯の状態や選ぶ素材、仕上がりの設計によって異なります。
強度や見た目を保つために必要最小限で調整されるのが一般的です。
削る量やリスクについては、事前に歯科医師と十分に相談することが大切です。
Q3. 前歯のセラミック治療は、どの素材を選べば自然に見えますか?
自然な見た目を重視する場合は、ジルコニアセラミックやオールセラミックが選ばれることが多いです。
特にジルコニアセラミックは、透明感と色調の再現性が高く、周囲の歯になじみやすい素材です。
噛み合わせやご希望の白さによって最適な素材は異なるため、症例経験の豊富な歯科医院での相談がおすすめです。
まとめ
セラミック治療は、短期間で見た目を改善できる点が魅力です。
特に前歯を整えると、口元全体の印象が明るくなり、笑顔に自信が持てるようになります。
歯の形や大きさがコンプレックスの人は、歯列矯正では形や大きさ自体は治らないため、セラミック矯正がおすすめです。
歯の形や大きさを整えられると同時に、歯の色も変えることができるため、ホワイトニングを検討されている方にとっても理想の口元を叶える有効な選択肢です。
また、セラミックは汚れや着色が付きにくく、長期間にわたって美しさを保ちやすい素材です。
見た目だけでなく、お手入れのしやすさという点でも優れています。
さとうデンタルクリニックでは、審美性と機能性を両立させるセラミック治療を提供しています。
患者さま一人ひとりに合わせた色や形を丁寧に設計し、自然で美しい仕上がりを目指します。
前歯のみの治療から複数本の治療まで幅広く対応していますので、ぜひ一度ご相談ください。

